院長コラム

【No.12】2017年を振り返り

みなさん、こんにちは。

有本乳腺外科クリニック本町院長の有本　裕一です。

2017年9月1日から開業して3年目に入りました。
昨年1年間で4176名（累計8300名超）の新規患者様にご来院頂きました。
6月22日に小林麻央さんが残念ながら亡くなられ、市川海老蔵さんが翌日に会見後、
7月以降は若い女性患者さん中心に来院患者数が更に増加しました。

2017年の1年間で乳がん患者さんを95名（累計179名）診断させて頂き、大阪市立大学医学部附属病院、大阪市立総合医療センター、住友病院、大阪国際がんセンターなどを中心に手術を含めた集学的治療をお願いしました。
甲状腺癌患者さんも1年間で14名（累計31名）診断させて頂き、大阪市立大学医学部附属病院、大阪警察病院、隈病院で手術をお願いしました。

乳腺良性腫瘍患者さん（葉状腫瘍や線維腺腫など）も手術適応や年齢などを考慮して、
1年間で51名（累計102名）の患者さんを大阪市立大学医学部附属病院、大阪市立総合医療センター、
住友病院、大野記念病院、国立病院大阪医療センターなどに紹介し摘出生検して頂きました。

乳がん術後患者さんの医療連携（定期的に手術した病院で診察するが、その隙間の細々とした診察を当院で引き受ける）も順調に出来ており、
大阪市立大学医学部附属病院：5名、大阪市立総合医療センター：12名、住友病院：8名を医療連携紹介頂き、当院で細部のフォローを行っています。
住友病院の登録医師として、紹介患者さんの手術にも参加させて頂き、1年間で11名の手術に入らせて頂きました。紹介させて頂いた患者様が少しでも安心して手術を受けて頂けたと実感しています。

また乳房痛などを中心とした更年期障害の患者様に対しては、漢方薬の処方を積極的に行い、多くの方々に喜んで頂いています。漢方薬はその方に合えば非常に有効であり、保険診療が可能ですので、是非ご相談ください。
患者様に優しく、親身になって、職員全員で対応することを当院のモットーとしております。
現在のところこれを実践できているものと自負しています。これからも全ての女性の“乳腺の主治医”としてお役に立てるよう、益々日々精進して参ります。
お気づきの点がありましたら何なりとおっしゃってくださいね。
今後とも当クリニックを宜しくお願い致します。

2018.1.23
有本乳腺外科クリニック本町
有本　裕一